Ichthus School of English イクサス通訳スクール

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ワシントンポスト紙で読む「現代アメリカ英語」

私の恩師である國弘正雄先生が著された本に『現代アメリカ英語』があります。1970年代の著書です。國弘先生は、外国語を学ぶ上で重要となる「ことば」「こと」「こころ」という三つの要素を挙げられました。ある「ことば」は必ずある「こと (事物・事象)」を表し、その「ことば」を使う民族・人種の「こころ」を表します。私はこの「こころ」とは ethos と理解しています。つまり、ある社会集団が持つ独自の価値観・信念・行動様式などです。

 

 

これらを三位一体として学び、理解しない限り英語なら英語という外国語を決して深く知り、使いこなすことはできないのだ、ということを國弘先生は折に触れて教えられました。私も先生の教えを肝に銘じ、実践してきたひとりです。軽佻浮薄な英語好きな日本人はごまんといます。しかし、英語のことば、こと、こころを学ぶことに熱心な人はかなり少数ではないでしょうか。

私はアメリカに暮らし、大学・大学院では行動科学という学問を専門にして、アメリカ人の行動パターンを研究し、アメリカ地域研究に関心を持ってきた人間として、また長年通訳という仕事から観察してきたアメリカ人の言葉を取り上げながら、現代のアメリカをワシントンポスト紙を読むという仕方で毎週紹介していきます。

英語で何かを議論しようとしても対象となる「ことば」の背景を知らなけば、議論は成立しません。また、通訳をする場合も、「ことば」を変換してもコミュニケーションを成立させる通訳にはなりません。これはイクサス通訳スクールで私が何よりも強調している点です。

興味のある方はぜひ毎週、インスタグラムで記事をお読みください。

https://www.instagram.com/p/CpVQSqyP73H/?utm_source=ig_web_copy_link

 

 

 

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